恋愛に悩む大人におすすめしたい、愛しさと切なさ全開の大人が読むべき名作恋愛小説【恋愛小説第1弾】
みなさん、素敵な恋してますか?
今現在、恋愛中の人は、素敵な人との時間を大切に。
そして今、恋愛していない人は、片思い中の人も、そうでない人も、より良い出会いが必ずあることを信じて、来るべきときに備えましょう。
チャンスは、誰にでも必ず訪れます。その時に、より自分らしく向き合えるように。
今回は、恋愛に悩む大人におすすめしたい、恋愛小説についてご紹介します。
恋愛小説からは、どんな恋愛にも、その先にはいろんな幸せの形があることを教えてくれます。それは、小説の中だけではなく、私たちの暮らしにも当てはまるものだと思います。
また、自分自身の恋愛観を改めて考え直すきっかけにもなるので、恋愛にうまくいっていない人にこそ、恋愛小説を読んでほしいです。読後感は、きっと前向きに頑張れる自分に変わってますよ。それでは・・・
今回のルール
・甘く切ない恋愛小説
・ストーリーも面白い
・名作として名高い作品
以上のルールでご紹介します!!
それでは、恋愛に悩むすべての大人におすすめしたい、恋愛小説の名作をどうぞ!!
大人が読みたい話題の恋愛小説5作品【恋愛小説第1弾】
1.コーヒーと恋愛/獅子 文六
内容
お茶の間の人気女優 坂井モエ子(43歳)はコーヒーを淹れさせればその腕はピカイチ。そのコーヒーが縁で、演劇俳優ベンちゃんと仲睦まじい生活が続くはずだったのに・・・。
突然“生活革命”を宣言し若い女優の元へ去ってしまい、悲嘆に暮れるモエ子はコーヒー愛好家の友人に相談…さあドタバタ劇のはじまりだ!!
人間味溢れる人々が紡ぐ、軽妙でコミカルな恋愛小説の鉄板です。
コーヒー✖ユーモア✖ドタバタ劇=
昭和モダンラブストーリー。
★ここがおすすめ★
世の中にある嗜好品のなかでも、コーヒーは甘くほろ苦い思い出が似合う。
この小説の中では、コーヒーと恋愛が絶妙に絡んで、ストーリーが進んでいく。
ゆったりとした時間の流れの中で、モエ子が体験する世界をぜひ味わって欲しいです。恋愛や人生って本当に面白いものだな、と感じることができます。
コミカルでユーモアあふれるお話で、サクサク読めます。普段あまり本を読まない方にこそ、おすすめしたい恋愛小説です!!
2.タイニータイニーハッピー/飛鳥 井千砂
内容
東京郊外の大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」、略して「タニハピ」。
どこにでもある風景の中で、交錯する人々。
恋愛、結婚、仕事、家庭、生活の狭間で、何を思うのか?
タニハピで繰り広げられる男女の連作短編ラブストーリー。
恋に生きるすべてのアラサーに捧ぐ。
恋愛オムニバスストーリー!!
★ここがおすすめ★
小さな世界に生きる私たちはみな、取るに足らないことで悩み、苦しみ、時に笑う。
アラサー世代の女性には、感情移入しまくりの恋愛小説です。この小説を読むときは、とにかくのめりこんで、じっくりとその世界観に浸って読むことをお勧めします。「タニハピ」の事が、しばらく頭から離れなくなるのは間違いないでしょう~!
読み手の心に、そっと寄り添ってくれるような、そんな静かで切ないオムニバスストーリーです。ぜひ一度、読んでみてください。
3.キッチン/吉本 ばなな
内容
家族という、確かな存在は年月の中で変わっていく。
唯一の肉親であった祖母を亡くし、祖母と仲の良かった雄一とその母の家に同居することになったみかげ。日々の暮らしの中、何気ない二人の優しさに彼女は孤独な心を和ませていくのだがー
生死✖日常✖キッチン=
生きていくことの素晴らしさと
心揺さぶる優しいストーリー。
★ここに注目★
幼いころに両親を亡くした主人公のみかげ。一緒に暮らしていたおばあちゃんも他界。途方に暮れていくみかげに、声をかけてくれる存在が現れて・・・。
身近な人の死に向き合いながら、生きていく。その先に何があろうとも。
吉本ばななさんを初めて読んだ小説です。とにかくみんなに読んでほしい、超名作です。その表現力と心理描写と、多彩な人間表現に唸ります。素晴らしい作品です。
どんなにつらいときも、お腹は空くし、恋もする。そして生きていく。
4.それもまたちいさな光/角田 光代
内容
デザイン会社に勤める悠木仁絵は35歳の独身女性。特に今の生活に不満はないけど、結婚しないまま一人で歳をとっていくのかと悩みはじめていた。
そんな彼女に思いを寄せる幼馴染の駒場雄大。だが仁絵には雄大と宙ぶらりんな関係のまま、恋愛に踏み込めない理由があった。
人生の岐路にたつ大人に贈る、純愛ラブストーリー。
恋愛に迷える子羊たちに贈る
恋に効く処方箋ラブストーリー
★ここに注目★
35歳になって、まだお互い独身だったら結婚しよう。幼いころ約束した言葉が、いざ現実に迫ったとき、その心はどう動くのか?
30代の日常が、切ないほどリアルに表現した本作。ささやかな日常の中にある、小さな喜びや葛藤。
本当の幸せとは何かが見えなくなった時にこそ、読んでほしい。大人が読むべき恋愛小説とは、まさにこういう作品だと思います。イチオシ作品です!!
5.ナラタージュ/島本 理生
内容
「演劇部の後輩の公演に参加してくれないか?」
大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す―
天才少女小説家、若き日の最高傑作といわれる恋愛文学の王道。
痛み✖切なさ✖秘密=
語り継がれるべき純愛小説の名作。
★ここがポイント★
今でも呼吸をするように思い出す。季節が変わるたび、一緒に歩いた風景や空気を、
すれ違う男性に似た面影を探している。~冒頭より~
これほどまでに、胸を打つ恋愛小説は他にない。切なく、苦しく、愛おしい。切ない恋愛を経験した人に読んでほしい名作小説です。
恋愛とは何かを、真剣に考えるきっかけになるはずです。恋愛に本気になれていない人は、まずは本書を読むことをおすすめします!!
さて、いかがでしたでしょうか?
悲しい恋や、つらい別れ。恋には、さまざまなドラマがあり、ひとつとして同じ出来事はありません。だからこそ、目の前の大切な人との時間は大切なものだと思います。
恋愛小説の名作を読んで、新たな気持ちで恋愛に向き合ってみてはいかがでしょう?
それではまたー。